2010年 10月 25日
『桜田門外ノ変』を観てきました
|
あまり天気の良くなかった週末。すっかり肌寒くなってきましたね。
日曜日は、映画『桜田門外ノ変』を観に行って来ました。
安政7年3月3日(1860年3月24日)、江戸幕府大老・井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」。この事件を、襲撃を指揮した水戸藩士・関鉄之介の視点から描いた映画。
TVのCMで予告を見て知ってはいたものの、観に行くつもりは全くなかった映画でしたが。
先週末の茨城・栃木ドライブ旅行の際に、父に連れられて水戸の偕楽園に建設されたオープンロケセットを見学したら、これは映画も観ておこう!と。。
教科書などには取り上げられない、言うなれば歴史の裏側である映画なので。暗殺は本当に良かったのかという問いに、顛末に、無念さ切なさを感じるストーリーではありましたが。大スクリーンで見て良かった、迫力のある映画でした。
ストーリー展開としては、井伊大老襲撃が序盤にきて、字幕によって過去に遡りつつ進むので、正直もたつくと言いますか。首謀者たちが罪に問われるシーンなどは無駄に長く感じてしまって、最後に引っ立てられる役の人は、正座で足が痺れなかったかしら・・・という余計な心配をしちゃった場面もあったり。あの時代の武士には当たり前のことなのでしょうが、妻子を大事にする誠実そうな関さんにも愛人がいることにショックだったりしましたが(清純派主婦的見解)。
とにかく、雪を降らせた中での殺陣シーンは凄かった。
大沢たかおさんの美しさが醸し出す迫力が凄かった。美しすぎる武士。
北大路欣也と伊武雅刀の眼力も凄かった。
そして、余談ですけど…
どんな作品のどんなシーンでも、一瞬でその場をもっていっちゃう
ぬっくん(温水洋一さん)の存在感が凄かった...。
映画に関係なく、「ぬっくんを逃がしてあげて~!」という気持ちになってしまったもの・・・(笑)
ここからは、オープンロケセットを見学したときの備忘録を。
時代劇に興味のない方には面白くないかもしれませんが・・・実は時代劇・時代小説好き、そして主演大沢たかおさん好きな私はけっこう楽しめました^^
CGではなく実際に建設された、桜田門外周辺を再現した巨大なロケセット。こんな立派なセットを造り上げて撮影するのね!と興奮して記念写真を撮る、いい大人たち。
こちらは桜田門。
彦根藩井伊邸。
18人の桜田烈士が、彦根藩士の行列と井伊直弼の駕籠を襲撃した現場。
井伊邸・お堀・桜田門辺りは、現在の国会議事堂前から外桜田門にあたる場所。私は大学も仕事も皇居(江戸城)周りにあって、何気なくよく歩いた場所ですが・・・。改めて考えてみれば、様々な歴史のある場所なのでしたね。
襲撃当日は視界の悪い大雪だったということで
道やセットの屋根には雪を積もらせているわけですが・・・
この雪は、寒水石を粉末状にしたものだそう。
歩くとサクサクと鳴る音も、氷状になった雪のようでした。
映画ではまるで本物の雪が降っていたように見えました。 関鉄之助役の大沢たかおさんが、建物のかげから襲撃を見守っていたときにさしてた番傘を持って記念撮影したり。撮影の様子を聞いて、秘かに心躍ったり。
ロケセットを見学したときは、映画の詳細は何も知らず行ったのですが
あとで観た映画がより楽しめたので、たまにはこうゆう観光も面白いもんです*
セットを見たことで、日頃は邦画・時代劇を全く観ないMASAやんも興味がわいたらしく、
珍しく一緒に映画館まで観に行ってくれました。
洋画好きな母も、今回は父と一緒に観に行くのかな?と思いきや
キッパリ「行かない」と断っていたけどね・・・(笑)。
日曜日は、映画『桜田門外ノ変』を観に行って来ました。
安政7年3月3日(1860年3月24日)、江戸幕府大老・井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」。この事件を、襲撃を指揮した水戸藩士・関鉄之介の視点から描いた映画。
TVのCMで予告を見て知ってはいたものの、観に行くつもりは全くなかった映画でしたが。
先週末の茨城・栃木ドライブ旅行の際に、父に連れられて水戸の偕楽園に建設されたオープンロケセットを見学したら、これは映画も観ておこう!と。。
教科書などには取り上げられない、言うなれば歴史の裏側である映画なので。暗殺は本当に良かったのかという問いに、顛末に、無念さ切なさを感じるストーリーではありましたが。大スクリーンで見て良かった、迫力のある映画でした。
ストーリー展開としては、井伊大老襲撃が序盤にきて、字幕によって過去に遡りつつ進むので、正直もたつくと言いますか。首謀者たちが罪に問われるシーンなどは無駄に長く感じてしまって、最後に引っ立てられる役の人は、正座で足が痺れなかったかしら・・・という余計な心配をしちゃった場面もあったり。あの時代の武士には当たり前のことなのでしょうが、妻子を大事にする誠実そうな関さんにも愛人がいることにショックだったりしましたが(清純派主婦的見解)。
とにかく、雪を降らせた中での殺陣シーンは凄かった。
大沢たかおさんの美しさが醸し出す迫力が凄かった。美しすぎる武士。
北大路欣也と伊武雅刀の眼力も凄かった。
そして、余談ですけど…
どんな作品のどんなシーンでも、一瞬でその場をもっていっちゃう
ぬっくん(温水洋一さん)の存在感が凄かった...。
映画に関係なく、「ぬっくんを逃がしてあげて~!」という気持ちになってしまったもの・・・(笑)
ここからは、オープンロケセットを見学したときの備忘録を。
時代劇に興味のない方には面白くないかもしれませんが・・・実は時代劇・時代小説好き、そして主演大沢たかおさん好きな私はけっこう楽しめました^^
井伊邸・お堀・桜田門辺りは、現在の国会議事堂前から外桜田門にあたる場所。私は大学も仕事も皇居(江戸城)周りにあって、何気なくよく歩いた場所ですが・・・。改めて考えてみれば、様々な歴史のある場所なのでしたね。
道やセットの屋根には雪を積もらせているわけですが・・・
映画ではまるで本物の雪が降っていたように見えました。
あとで観た映画がより楽しめたので、たまにはこうゆう観光も面白いもんです*
セットを見たことで、日頃は邦画・時代劇を全く観ないMASAやんも興味がわいたらしく、
珍しく一緒に映画館まで観に行ってくれました。
洋画好きな母も、今回は父と一緒に観に行くのかな?と思いきや
キッパリ「行かない」と断っていたけどね・・・(笑)。
by mai-mairoom1221
| 2010-10-25 12:22
| 映画・本・音楽