ボルネオ島
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久しぶりに長い休みが取れたので
プールが大きくて、アクティビティがたくさんあって
小さな子連れが楽しめるサービスが充実したホテルに
ほとんどこもりきりで、のんびり過ごしました。
コタキナバルといえば、だいたいは直行便か
クアラルンプール経由が主流ですが
今回は、わけあって、マニラ経由。
3月に長い休みが取れることになって、MASAさんが南国でゆっくりしたいと言い
2歳児連れなら、ベストシーズンの島が良い…
近くて乾季の島ということで、当初はセブ島へ行くつもりで
JALのマイル特典で、マニラへの往復航空券を発券しました。
マニラからセブ島までは、LCCを利用するつもりで。
ところが、セブ島で泊まりたかったホテルが満室で。
だったら、セブ島にこだわることはないな…と考えが変わり
マニラからエアアジアが飛んでいた、コタキナバルへ。
マニラ経由コタキナバル行きは、マニラで前後泊することになりましたが
成田からマニラまでは4~5時間
マニラからコタキナバルは2時間なので
子連れでも飛行機利用がとてもラクでした。
息子はもうすっかり飛行機に慣れたようで
シートのオンデマンドTVと、持ち込みのDVDと、玩具とお菓子があれば
泣くこともなく、歩きたがることもなく、眠ければ横になって寝てくれるので
私達も心配することなく、家族で旅行を楽しめるようになりました。
マニラは空港ターミナル移動が大変、タクシー利用が不安
治安が良くないと聞いていて、覚悟はして行きましたが
ここは本当に21世紀のアジアの都市なのだろうか…?
というくらいの衝撃を受けた街でした。
空港の警備も、ホテルのゲートの警備も
首からライフルを提げていて
最初、あれは何だろう?と、まじまじと見てしまった。
(もちろん写真など撮る雰囲気ではない)
ホテルの入口では、荷物とボディチェックあり
警備のシェパード犬がクンクン…。
部屋のドアにも、不審者がドアをノックしたり、不審者から電話があった時の
緊急用のコールナンバーが書かれていて
すごいところに来てしまったな…という印象。
それでも、さすがフィリピン、マンゴーの本場。
ウェルカムフルーツに置かれたマンゴーがものすごく美味しくて
朝食ビュッフェにものすごく美味しいマンゴータルトがあったりして
治安への不安と、マンゴーへの盛り上がりで
よくわからないテンションだった、マニラ滞在。
マニラから飛行機で2時間、コタキナバルに着いたら
そこはとてものどかな島、ボルネオ。
滞在中、毎日快晴で
空なんだか、海なんだか、プールなんだか
もうわからないくらい、全部、ブルー!
…な風景を堪能しながらプールに浸かって。
ホテルのプールには、子供用の浅いラグーンもあって
2歳児でも満喫。
大型ホテルならではの大型施設を堪能し
ウォータースライダーが気に入った息子のリクエストに応えて
何度も、何度も、スライダーを滑り、、、
スライダーを滑りすぎて、私の水着が切れるんじゃないかと心配していたら
最後のほうには、私のお尻が擦り切れました・・・
張り切りすぎたな、アラフォー母。
1歳半からスイミングに通っている息子は
毎日プールで遊べて大興奮。
プールからすぐにプライベートビーチに出られるので
初めての、ビーチは・・・
砂が気持ち悪いらしく、抱っこ!と泣きました。
靴を履いて砂場で遊ぶのは大好きだけど
素足で砂浜や波に触れるのは気持ちが悪いらしい。
無料のアクティビディがたくさんあったので
プールでアクアビクスに参加してみたり・・・
海辺のスパパビリオンで開かれていたピラティスに
夫婦で参加してみました。
その間、息子は、シッターさんと一緒にキッズゾーン(託児所)へ。
様々な国の子供たちと遊ぶのが新鮮だったようです。
2歳児なりに、日本語が通じないところにいるとわかったようで
英語教室やリトミックで知った簡単な英語を話していました。
Hello、Good morning、Thank you、No Thank you、Pleaseとか
部屋番号の数字くらいですけど。
「これ何?」ブームの今、「What's this?」と言いまくっていた。
クラブラウンジに行くたびに、スタッフのお姉さんがオレンジジュースをくれるので
「Orange juice ちょーだい」の発音が妙に良くて、親は苦笑い。
いつも水しか飲まない息子が、旅の間だけはなぜか
オレンジジュースばかり飲んでいたのは、お姉さんが可愛かったからかな。
ボルネオといえば、オランウータン。
系列ホテルのジャングルツアーに参加して
オランウータンに会いに行きました。
息子の目にも、ロープを握ってヒョイヒョイっと動いていく
オランウータンの様子が楽しかったようです。
ヌイグルミをお土産に。
サンデーマーケットにも行ってみました。
すごい人混みと、雑多な品ぞろえ。
大人だけなら楽しめると思うけど、子連れにはきつかった。
でも少し雰囲気を知っただけでも満足。
ボルネオといえば、もう一つ。
美しい夕日。
早めの夕食のあと、毎日のように
散歩がてら、ビーチで夕日を眺めました。
日本の日常ならば、夕日の時間は…
夕食の準備やら息子とのお風呂でバタバタ。
ゆっくり夕日を眺めるということは
なんて贅沢な時間なのでしょうね。
最近すっかり物欲もなくなり
こうしてゆっくり風景を眺めて過ごすことが
なによりの幸せだと思った旅でした。
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